和同除雪機選び方
和同除雪機について
和同除雪機は、和同産業株式会社が製造する信頼性と性能に優れた除雪機のブランドです。和同産業は農業機械や除雪機の専門メーカーとして知られており、その製品は高く評価されています。特に、雪の多い地域に住む方や業務で除雪機を必要とする方々にとって、和同除雪機は非常に頼りになる存在です。これらの除雪機は和同販売店で購入可能で、購入後のメンテナンスや修理も和同産業の販売店で対応しています。
和同除雪機の特徴
● パワフルなエンジン:高性能なエンジンを搭載し、厚い雪や湿った雪でもしっかりと除雪できます。
● 耐久性:厳しい環境下でも長時間使用できるように設計されています。特に業務用モデルは高い耐久性を誇ります。
● 操作性:使いやすいデザインが特徴で、初心者でも簡単に操作できるよう設計されています。
● ラインナップ:ガソリン除雪機とディーゼル除雪機があります。家庭用から業務用まで幅広いニーズに対応しています。
和同のアフターサービス体制
● 正規販売店のネットワーク
和同は、広範な正規販売店ネットワークを持っており、各地で除雪機の販売とメンテナンスを行っています。これにより、ユーザーは最寄りの正規販売店で必要なサービスを受けることができます。
●定期点検とメンテナンス
和同は、除雪機の長寿命と効率的な運転を維持するために、定期点検とメンテナンスを推奨しています。正規販売店で、エンジンオイル交換、ベルト調整、オーガやバッテリーの点検など、必要な作業を実施します。
●純正部品の供給
和同は、純正部品を迅速に供給するための物流システムを整えています。純正部品を使用することで、除雪機の性能と信頼性を維持することができます。
和同除雪機選びのポイント
和同除雪機を選ぶ際には、以下のポイントを考慮することが重要です。
1.積雪量
2.使用環境
3.雪質
4.投雪距離
5.保管スペース
6.機能
7.メンテナンスコスト
8.予算
1. 積雪量に応じて選ぶ
除雪機を選ぶ際のポイントとして、積雪量は非常に重要な要素です。積雪量に応じた適切な除雪機を選ぶことで、効率的かつ安全に除雪作業を行うことができます。
積雪量は一日に降る新雪の目安となります。目安を上回る積雪量の場合、性能が発揮されないことがあります。
以下に、一日積雪量に応じたおすすめの除雪機を紹介します。
積雪量 ~30cm
小型で取り扱いが容易なモデルをお勧めします。個人の家庭や小規模な駐車場などでの使用に最適です。
積雪量 30~50cm
小型除雪機をお勧めします。このモデルはエンジンの力が強く、30~50cmの積雪に対応可能です。
積雪量 50~70cm
中型でパワフルなモデルをお勧めします。このモデルは強力なエンジンを搭載しており、50~70cmの積雪にも対応可能です。広いエリアや商業施設での使用に最適です。
積雪量 70cm~
大型で非常に高いパフォーマンスを発揮するモデルが必要です。これは、非常に厚い積雪や大規模な除雪作業に対応し、効率的に作業を行うことができます。業務用や公共施設での使用に最適です。
適切な除雪機を選ぶことで、除雪作業を効率的かつ安全に行うことができます。また、積雪量が除雪機の性能を超える場合は、作業効率が低下したり、除雪作業が困難になる可能性があるため、積雪量の目安をしっかりと把握し、適切な除雪機を選ぶことが重要です。
2.使用環境に応じて選ぶ
除雪する範囲の広さや使用環境に応じて、適切な除雪機を選ぶことが重要です。広いエリアでは大型で高性能な除雪機が必要ですが、狭い範囲や小さな庭では小型で小回りの利くモデルが便利です。以下のポイントを考慮して、最適なモデルを選びましょう。
「ご家庭」住宅玄関先・住宅駐車場
「小規模施設」やや広い範囲、住宅周辺・商店街・コンビニ駐車場など
「中規模施設」広範囲、飲食店・商業施設・工場など
「大規模施設」広範囲の深い雪、スキー場・ビニールハウスの脇など
3. 雪質に応じて選ぶ
雪の種類(やわらかい新雪、重みでしまった雪、屋根から落ちた雪、溶けかけの雪など)によって、適した除雪機が異なります。やわらかい新雪には、標準的な性能の機種で十分対応できます。湿った雪には、パワフルなエンジンを備えたモデルが効果的です。屋根から落ちた雪や硬い雪に対しては、より強力なエンジンや広い除雪幅を備えた除雪機が効率的です。溶けかけの雪には、ブレード除雪機が最適です。
4.投雪距離に応じて選ぶ
除雪機を選ぶ際のポイントとして、投雪距離は非常に重要です。投雪距離が長いほど、雪を遠くに飛ばせるため、効率的に作業ができます。除雪機の投雪距離は、機種やメーカー、モデルによって異なりますが、一般的には10~20m程度が標準的です。一部の高性能モデルでは30m以上の投雪距離を持つものもあります。投雪距離に影響する主な要因としては、エンジンの出力、ブロワ周速やオーガのデザイン、雪の質(重さや湿り具合)などが挙げられます。また、除雪機の使用環境によっても実際の投雪距離は変動することがありますので、その点も考慮に入れて選ぶと良いでしょう。
投雪距離~10m
投雪距離10~15m
SXC1070H、SXC1070SE、SX1092T、SX1092HT、SXC1280SE、SXC1380、SMX1392-NT、SMX1392T
投雪距離15~20m
SX1792-NT、SX2010T、SX1510T、SX1811T
投雪距離20~25m
SX2411T、SX2211T、SX2211WT、SXG2412T、SXG2412-ST
投雪距離25m~
SXG3512AT、SXG3512A-ST、SXG4512AT、SXG4512A-ST
これらは一般的な参考値であり、実際の投雪距離は風の強さ、雪の密度、湿度、投雪角度、除雪機の設計など多くの要因によって変わることがあります。一般的に、狭い場所や住宅密集地では短めの投雪距離(5~10m程度)で十分ですが、広い駐車場や農地などでは長めの投雪距離(10~20m以上)が必要です。雪を遠くまで飛ばすには、エンジン出力が大きく、ブロワ周速がより速い除雪機がオススメです。
5. 保管スペースに応じて選ぶ
除雪機はオフシーズンに保管する場所を確保する必要があります。保管スペースが限られている場合は、コンパクトに収納できるモデルを選ぶと良いでしょう。ガレージや倉庫に収まるサイズを選びましょう。大型除雪機は保管場所の問題が発生しやすいため、事前に保管場所を確認しておくと良いです。
全幅683mm
全幅745mm
全幅800mm
全幅845mm
全幅920mm
全幅1000mm
全幅1010mm
全幅1100mm
全幅1120mm
全幅1220mm
全幅1258mm
6. 機能に応じて選ぶ
和同産業には、さまざまな機能を持つ除雪機が販売されています。例えば、ローリング機構、リフティング機構、バックオートリフト、後進時非常停止機構、オーガ自動水平制御などがあります。自分の使用環境やニーズに合った機能を持つ機種を選びましょう。
7. メンテナンスコストに応じて選ぶ
除雪機のメンテナンスにかかる費用も考慮しましょう。エンジンオイルの交換や部品の交換など、定期的なメンテナンスが必要です。メンテナンスコストが低く、手入れが簡単なモデルを選ぶと、長期的に見て経済的です。
8. 予算に応じて選ぶ
最後に予算を設定し、その範囲内で最適な除雪機を選びましょう。価格と性能のバランスを考え、必要な機能や性能を妥協せずに選ぶことが重要です。性能や機能、ブランドによって価格が異なります。自分の予算に合わせて、必要な機能を持つ最適なモデルを選びましょう。また、長期的な視点でのコストパフォーマンスも考慮しましょう。
30~60万円
60~100万円
100~300万円
300万円以上
これらのポイントを総合的に考慮して、自分の生活環境や使用条件に最適な除雪機を選ぶことで、冬の除雪作業を安全かつ効率的に行うことができます。除雪機を購入する際には、実際に販売店で機械を確認し、試運転させてもらうこともおすすめです。